丸首→VネックTシャツへのアレンジのやり方
- Day:2012.06.04 10:33
- Cat:ハンドメイド
お手持ちの丸首Tシャツ型紙からVネックへのアレンジ方法と衿の縫い方をご紹介します。

Vネックの型紙を検索

1:身頃の型紙を作ります。
お手持ちのTシャツやカットソー型紙を紙に写し、
お好みのVネックにカットします。
中心で折って開いた形にするとVの角度がイメージしやすいとおもいます。
リブ衿部分もイメージするため寸法に入れておき、後で切り離します。
衿の寸法を出すために後身頃も衿を含めて作っておいてください。

2:リブ衿の型紙を作ります。
矢印の部分までの中心が内側のラインになります。


リブ衿寸法の出し方は付けたい長さの90%
1でイメージ用に作った前後身頃の衿の内側の長さを測り、
測った長さ×0.9で長さを出します。
(追記)
リブに使用する布のテンション(伸縮率)によって納まり具合が変わってきますので、
試作品を作ってみることをおすすめします。


肩を縫った後の状態から説明をはじめます。
レジロン糸、ニット生地用の針を使用して縫って下さい。
衿を中表の輪の状態にしてくの字に縫います。
中心に切り込みを入れます。

開いて半分に折ります。
縫い代は割って開いておいて下さい。

衿を少し伸ばしながら、中心から3cmほど縫います。

前見頃と衿の中心が合うようにまち針で確かめてから縫い始めるときれいに揃います。

身頃の縫い代に切り込みを入れます。

中心に戻り、先ほどと反対方向に一周縫います。
衿の方が短くなっていますので、一旦リブを伸ばして身頃にあわせ、元に戻して縫います。
2本針4本糸のロックミシンをお持ちの方は切りながらロックミシンで衿を仕上げると
布の伸縮についていけるので糸切れの心配もなく、頭の通りもスムーズになります。

縫い端をロックミシンで処理して、コバステッチをかけます。
コバステッチは省略可です。
あとは、元の型紙のレシピにそって完成させて下さい。

以上、ご紹介したものはたくさんあるやり方の中の一例です。
よくのびるニット生地のご使用をおすすめします。
特に衿のリブにはゴム糸の入っているスパンフライス、スパンリブを使用して下さい。
スパンフライスとはのブログ記事もご参考にどうぞ。
天竺などのテンション(伸縮率)の低い生地を使用される際は
頭が通らないなどの可能性がありますのでご注意ください。
また、型紙のアレンジはご自身の責任でお楽しみください。

ここで紹介しているアレンジ元の型紙は
かんたんすっきりおんなの子服おとこの子服(ポルカ本1)の
シンプルTシャツを使用しています。
シンプルトレーナーやカジュアルパンツなど普段着に使える
実用的な型紙が多く載っていておすすめです。
↓から本の内容をチラ読みできます。

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